お風呂のザラザラ問題
「ここのお風呂は滑り止めがついていて、娘ちゃん入れるのに安全なんだよ」
全てはこの夫の一言から始まった。
こちらの新住居のお風呂の湯船は、日本のツルツル、ピカピカのものと違い、確かに内側がザラザラ。
水道から出てくる水が硬水なので、シャワーや蛇口周りにはlimescale(石灰によるもの)が付きやすいため、これもそのせいではないかと思いつつも、夫がそう言うのならば、誰かにそう聞いたのかもしれないと半信半疑ながら信じることに。
そして引っ越してから数日経ち、湯船を掃除するスポンジと洗剤が無いと思い、スーパーに行くたびにお掃除コーナーを見ていたのですが、洗剤はlimescale removeしか無く、スポンジも専用のものは見当たらず。
イギリス人がいくら湯船にお湯を張らないとは言え、お風呂を掃除しないとは考えづらい。
これはもしや湯船の内側もlimescale removerで掃除しているのではないか。
もしや湯船のザラザラはlimescaleで、これで掃除すればツルッとするのではないか。
いや、そうに違いない。
気になったら試さずにはいられない。
いざ、家にあったlimescale removerを使い掃除開始!!
湯船全体にこれを吹きかけ少し置いた後、(お風呂用スポンジは無いので)新しいキッチン用スポンジでゴシゴシ擦る!
ゴシゴシ、ゴシゴシ、丁寧に・・・。
なぜか途中、フローラル系のいい匂いがしてきた。
これはもしや、蓄積されたlimescaleと一緒に残った石鹸カスの匂いではないか。
期待高まる私。
そして、しっかりシャワーで流し、マイクロファイバーの布でしっかり水分を拭き取り、少し乾かす。
湯船の内側を指で触ってみると、なんと…サラッとしている!!!!!
嬉しすぎて、リビングにいた母を呼び触ってもらう。
もちろん水の良く当たる底の部分はまだlimescaleが残っている感じがするものの、掃除前と明らかに触り心地が違う。
掃除前は、例えるならばチョークで汚れた黒板のような感じで、掃除後はしっかり水拭き・乾燥までした黒板のような感じ。
湯船のザラザラの原因はlimescaleだったのだ!
これは掃除を続けていけば、お湯を張った湯船に娘とゆっくり浸かるのも近い将来実現するのではないか。
それを夢見て、日々limescale落としに励もうと思います。